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2017.11.28

エンジン実験ベンチ用に移動式「モコビーCT12」を新発売しました。

最近お客様から、「エンジンベンチごとの黒煙除去装置を作って欲しい」というご要望が増えてきました。集中タイプの集塵機の場合、故障すると全ベンチが稼働できなくなります。そこでエンジン実験ベンチ専用に移動タイプの「モコビーCT12」を製作し、販売を開始しました。

ベースとなるDPFは、建設現場の610kVA発電機で使用していただいている「モコキューブCTE12」です。実験ベンチの場合、非常用発電機「モコキューブ」の屋内タイプのように、排出ガスはそのまま室内に放出できません。そこで考えたのが、写真のように、フィルタ出口を排気管の上部に設けたもう一つのバッファタンクに接続する方式です。配管の一部はジャバラになっており、脱着継手を外すことでフィルタを容易に交換できる構造になっています。フィルタ交換をベンチ内でできない場合は、電動パレット等で室外に出して行うことが可能です。稼働率のあまり高くないエンジンベンチには最適の黒煙除去システムです。

新発売 移動式「モコビーCT12」