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よくあるご質問

ディーゼル黒煙除去装置(DPF)「モコビー」に関して、お客様からよくいただくご質問をまとめました。

Q <質問ラインナップ>

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Q&A

レンタルの場合、発注後何日で納品可能ですか?
納期は一般的にはご注文いただいてから1週間で出荷可能です。排気管に接続するアダプター等新たに製作が必要な部品がある場合は、最低2週間必要ですので、お早めにご注文ください。
エンジンへの悪影響はありませんか?
エンジンに悪影響が無いようにメーターで規定圧力を表示します。この圧力になりましたら、フィルタをはずして再生します。
レンタルの場合はフレキシブルダクトを使用しており、万が一圧力を超えた場合はダクトが破損し圧力が下がる安全弁の役目を果たしています。
燃費の悪化はどれくらいですか?
ススの増加に従い排気抵抗が増えて、燃費が悪化します。
燃費への悪化を極力避けるため、フィルタ交換の目安である規定圧力を設定していますので、必ず規定圧力内で使用してください。
騒音、臭いは低減できますか?
フィルタがマフラの役目をしますので、排気騒音は低減します。
また、臭いはガス状なので完全には抑えられませんが、ススに付着した臭い成分が低減します。
排ガスのうち何が低減できるのですか? 白煙は低減できますか?
粒子状物質と呼ばれるスス成分とSOFと呼ばれる燃料やオイル成分です。
ガス状の白煙は捕集できませんが、ススに付着した成分が減少します。
NOxは低減できますか?
DPFではNOxは低減できません。
ただし弊社のNOx・PM低減装置「CCES」を組み合わせることでNOxを最大30~50%低減できます。
CO2は低減できますか?
CO2はDPFでは低減できません。
基本的には運転の仕方、メンテナンス等によって低減します。
また、バイオディーゼル燃料(BDF)を使用すれば、カーボンニュートラルということでCO2はカウントされませので、一考に値すると思います。
ススが燃えた後は何になるのですか? 臭いは出ますか?
CO2になって排出されます。ススに付着したSOF(未燃燃料やオイル成分など)が燃えるため、白煙や臭いが発生します。
また、不完全燃焼によるCOが発生しますので、換気には十分注意してください。
お客様に黒煙除去性能の証明を出すよう言われていますが、何かありますか?
公的機関での性能試験データがあり、これをお出しすることは可能です。
首都圏の「ディーゼル車規制」のときのように、フィルタが目詰まりし、稼動できなくなったり、オーバーヒートしたり、フィルタが溶損するようなことはありませんか?
モコビーは触媒方式ではなく、定期的にフィルタを手動で再生するタイプです。
したがって目詰まりする前にフィルタを再生しますので、そのような心配はありません。
重油を使っていますが、フィルタへの悪影響はありますか?
触媒を使用していないため、フィルタへの悪影響はありません。ただし、重油の場合は、黒煙の排出量が軽油に比較して1.5から2倍くらい多いため、フィルタの再生時期が早まります。
また、再生時白煙と臭いの排出が多くなりますので、周囲の環境に十分ご注意願います。
フィルタの劣化はないのですか?
フィルタに使用している材料は炭化珪素(SiC)製セラミックです。
高温強度が非常に高く、落としたりぶつけたりしない限り、他社製品のような性能の劣化はありません。
フィルタの必要個数は何で決まるのですか?
一般の建機の場合はエンジンの総排気量、発電機の場合は発電機の出力によって決まります。
詳しくは「機種別モコビー一覧」をご覧ください。
価格を安くするために、モコビーのフィルタ数を減らしたいのですが、何か問題はありますか?
必要なフィルタの数は、エンジンの排気量、出力(ターボチャージャーの過給度)、使用状態などによって決めています。決められたフィルタ数を減らした場合、ススがたまっていない初期状態でも排気抵抗が大きくなりエンジンに過大な負荷がかかります。最悪の場合はエンジンのオーバーヒートや破損につながりますので、必ずラインナップ表に従ってモコビーを選択してください。
フィルタの大きさは何種類ありますか? 小型用はありますか?
1種類のみです。
エンジンの大きさに合わせてフィルタの個数を増やします。
フィルタが水に濡れてしまいました。そのまま使用しても大丈夫ですか?
水分を含むと排気抵抗が一気に上昇し、排圧が上昇します。
したがってその場合は十分乾燥させてからお使いください。
フィルタの再生時期はどれくらいですか?
建機の古さ、メンテナンスの状況、使われ方によって黒煙の排出量が大きく変わってきます。一般的には2~3日ですが、半日で交換という場合もあります。
レンタルの場合、建機への取付工事は簡単ですか? また取付時間はどれくらいかかりますか?
取付工事用要領書にしたがって行えば、難しくありません。
ただし、固定方法については、近くにボルト穴などが確保できない場合は、針金やラッシングベルトで固定する必要があります。
工事の時間は、機種にもよりますが、1~3時間(2人)です。
どのような機種にも取付けできますか?
基本的にはどのような建機にも搭載可能です。
ただし、ミニバックホー、ミニクローラダンプなど小型機種で搭載場所が確保できない場合は、取付け金具の製作が必要となる場合があります。
また路上を走行するダンプやミキサーは簡易的に搭載することができませんので、搭載工事に時間と費用がかかります。
レンタル期間が短い場合は、料金は安くなりますか?
レンタルは1ヶ月単位となっています。
ただし、1日とか1週間以内のレンタルをご希望の場合はご相談ください。
競合他社製品はありますか。又その違いは何ですか。
レンタル専用のDPFはモコビー以外ありません。ただし、自動車用を販売する例はあるようです。この場合、フィルタ目詰まりなどのトラブルの危険性があります。
200V電源が確保できませんが、他に方法はありますか。
フィルタ再生装置には200V電源が必要です。
1週間程度のレンタル期間であれば、再生装置なしで予備フィルタを増やすことで対応可能です。
また、エンジン排気量が1000ccあるいはそれ以下のミニ建機の場合も、予備フィルタを増やすことで対応可能です。
レンタル用のフレキシブルダクトはどれくらいもちますか?
ホースの使用時間、建機の振動の大きさ、規定圧力以上の使用などにより異なります。フレキシブルダクトは消耗部品ですので破損した場合は、交換してください(ダクトは有料)。

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