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従来から、非常用発電機の始動時に発生する猛烈な黒煙に対して住民からの苦情が耐えませんでした。「バグフィルタのような集塵機タイプでは大きすぎコストが高くとても採用できない。安価に黒煙を消す方法がないことを、お客様にご理解頂くしかない」というのが業界の常識でした。
コモテックは、「始動時30秒前後排気ガスを通し、黒煙が見えなくなった時点で通常の排気に切り替える」という今までに無い発想で、この問題を見事に解決しました。始動時切換え方式は装置が小型化できるため、コスト的に非常に有利になります。
今では「モコキューブ方式」が、非常用発電機用DPFのスタンダードとなっています。
「モコキューブCTE」は、2003年3月に自動車会社の工場の非常用発電機用に納入して以来、小は50kVAから大は1500kVAまで納入台数は40台以上に達しており、非常用発電機だけではなく、常用発電機、エンジン試験設備、ポンプ場排水ポンプなどの始動時の黒煙対策としても多数採用頂いております。
お客様からは「定期点検時、いちいち消防署に報告する必要がなくなった、近隣から苦情がなくなった」という喜びの声をいただいております。
今後しばらくの間は電力事情が回復する要素は少なく、非常用発電機が稼動する機会が増えてきております。「モコキューブCTE」の使命は今後益々高まると思われ、非常用発電機用DPFのパイオニアとして、新製品の開発・改良に取り組んでまいります。
- 1. 始動時の猛烈な黒煙を99.9%以上除去
- 2. 非常にコンパクトで設置場所を選ばない(屋外、屋内、煙道途中、天井、壁際等)
- 3. 低ランニングコスト(フィルタの清掃は年1回でOK、フィルタ再生費用も格安)
- 4. 触媒を使用していないので、重油の使用が可能
- 5. 短納期が可能(最短1ヵ月半~2ヶ月)
停電や定期点検運転などで非常用発電機が作動した際、エンジンの起動信号を検知して自動で排気ダンパを切換える構造で、これによって排気は全量「モコキューブCTE」を通って流れ、排気中の黒煙はフィルタによって除去されます。
エンジン起動から約20~30秒経過すると(時間は変更可能)、排気ダンパは自動で「閉」→「開」に切換わり、排気はDPFを通らずに従来の経路から排出され、DPFが発電機の運転に支障を及ぼさないようになっています。
エンジン起動を重ねるごとに、フィルタへの黒煙堆積が進み、排気圧力が上昇します。基本的には年1回フィルタを取外してフィルタの再生を行うようにフィルタの数を決めています。1年を経過する前に排気圧力が規定値を超えた場合は、その時点でフィルタを再生する必要があります。
お客様にフィルタの取外し、取付けをしていただき、弊社は再生のみを行います。
フィルタを取外し、専用の通箱に入れ宅配便で弊社にお送りいただき、弊社にてフィルタを再生後返送させていただきます。フィルタ到着後2、3日で発送します。
フィルタの取外し、取付けは、専用工具を用いて用意に実施可能です。
メンテナンスの間に一時的にセットしておくフィルタも用意しており、必要に応じてお送りすることも可能です。
※詳細は、下記カタログでご確認ください
[ 非常用発電機用DPF「モコキューブ」をご検討のお客様へ ]
FAX用紙に必要事項をご記入いただき、送付願います。
弊社で技術検討を実施し、担当者より回答させていただきます。